当院のご紹介

海外医療奉仕

海外医療奉仕の歩み

1970年12月に一心病院の前身である「基督教医療奉仕会」が海外での医療奉仕に情熱を注ぐ医療者を中心に出発しました。1971年から韓国での海外医療奉仕活動を皮切りに医療奉仕活動を行ってきました。しかし、奉仕団に参加する医療関係者はふだんはそれぞれの病院に勤務しながら、長い休暇をとって医療奉仕活動をするために勤務先から許可をもらうことは難しいことでした。

そこで、海外医療奉仕活動を継続するためにはその基地となる病院を建設することが急務となったのです。また、奉仕活動に必要な医薬品や医療材料等の物品を購入するためにも病院が必要だったのです。それが「一心病院」なのです。海外での医療奉仕に情熱を注ぐ医療者たちによって一心病院が設立された経緯からわかるように医療奉仕(特に海外医療奉仕)が一心病院の原点なのです。

また、国際社会の一員として、世界から愛される日本となるための義務であり責任であり、粗末な医療しか受けられない世界の貧しい人々に救いの手を差し伸べる神の愛の実践する道であると考えています。

医療奉仕活動年表

※=国内

現在 カンボジアの医療奉仕を継続中
2010年から年1~2回(5月・11月)
2014年 3/4~3/9 ネパール
8/1~8/6 フィリピン(ケソン市、マニラ市、カロオカン市)
2013年 11/21~11/26 第4回カンボジア医療奉仕
2012年 11/22~11/27 第3回カンボジア医療奉仕
2011年 ※ 3/22~4/20 東日本大震災医療支援 気仙沼在宅医療支援プロジェクト
11/22~11/27 第2回カンボジア医療奉仕
2010年 10/30~11/4 第1回カンボジア医療奉仕
2009年 9/28~30 フィリピン歯科指導
2008年 5/30~6/3 フィリピン医療奉仕 上院議長並びに厚生大臣と会見
2007年 9/17~9/24 第2回モンゴル医療奉仕
2006年 9/11~9/18 モンゴル医療奉仕
2005年 11/21~11/27 第5回バングラデシュ医療奉仕
2004年 11/6~11/27 第4回バングラデシュ医療奉仕
2003年 10/9~10/20 第3回バングラデシュ医療奉仕
2002年 10/23~11/2 第2回バングラデシュ医療奉仕
2001年 10/23~11/2 第5回南米(パラグアイ)医療奉仕 厚生大臣と会見
2000年 9/6~9/16 第4回南米(パラグアイ)医療奉仕
1999年 10/6~10/16 第3回南米(パラグアイ)医療奉仕
1998年 8/3~8/10 第2回南米(ブラジル)医療奉仕
1997年 9/14~9/24
第1回南米(ブラジル)医療奉仕。日本チーム上崎理事長(当時)他10名。
韓国チーム14名、アメリカチーム3名を合わせて総勢28名が参加。
1週間で4つの市をまわり、1,200名以上の治療にあたる。
1996年 5月25日~6月4日
IRFF(国際救援友好協会)の要請を受け、ロシアとウクライナにおける医療協力に2名の医師を派遣。
8月 1週間 インド医療奉仕
1995年 ※ 1月 阪神大震災 物資援助・救助活動参加・ 医師や看護婦を派遣
1991年 6月 第1回バングラデシュ医療奉仕
10月17日~24日
平和医学アカデミー主催「第17回アジア青年医療者インドセミナー」に数名が参加。マザーテレサの施設訪問、インドの病院訪問や医療の現状を視察。マザーテレサとの会見。
1986年 5月「パナトニコムキャンプ」に移り25床の病院を開設し診療。
1984年~
1995年
フィリピンで毎年1回の割合で医療奉仕活動開始(1995年まで11年間続く)
第1回
8月 アメリカ、ヨーロッパ、韓国、東南アジアからも医療者が参加し、世界の医療関係者との交流の場としても意義のあるものとなる。
第2回 1985年 7カ国から医療者参加し、約4,000名の治療にあたる。
第11回 1991年 ラモス大統領に会見
1982年 6月~9月
中央アフリカ(ザイール、ガンビア、ウガンダ)に医師2名、歯科医1名派遣。
厚生大臣と会見
1980年 6月イランに3名の医療団を派遣。
1979年~
1991年
12月21日
タイのバンコク北方300キロにある難民収容所「シキューキャンプ」に医療団第1陣10名を派遣(1991年まで12年間続く)
キャンプ内病院で難民の病気の治療、衛生管理・キャンプ周辺の農村に巡回医療。
1979年 ※ 12月 平和医学アカデミー設立・ 平和医学アカデミーを通して医療班を一心病院から派遣。
1979年 ※ 10月より
医療過疎地茨城県日立市下深萩町「中里診療所」(5名の医療スタッフ)4年間
北海道根室市郊外「厚床診療所」1年4ヶ月
群馬県「万場町診療所」2年間
など合わせて5ヶ所に医療スタッフを派遣。
1978年 ※ 5月23日「医療法人社団日心会・一心病院」開院
1971年~
1979年 ※
沖縄救癩奉仕団派遣(9年間で15回)
癩園「愛楽園」
1971年~
1983年
第1回海外
医療奉仕
韓国救癩医療奉仕団派遣
(年1回・13回まで続く)
ハンセン氏病患者療養施設を中心に診療
第4回より医療過疎地での医療奉仕
1971年 ※ 都内の重症身体障害者療養施設、国立ハンセン氏病療養施設など慰問
1970年 ※ 12月27日「基督教医療奉仕会」として出発。上崎道子(元理事長)他6名